About
歴史家。昭和49年(1974)生まれ。高松市出身、相模原市在住。平将門、上杉謙信など人物の言動および思想のほか、武士の軍事史と少年愛を研究。主な論文に「戦国期における旗本陣立書の成立─[武田信玄旗本陣立書]の構成から─」(『武田氏研究』第53号)。著書に『平将門と天慶の乱』『戦国の陣形』(講談社現代新書)、『謙信×信長 手取川合戦の真実』(PHP新書)、『謙信越山』(JBpress)など。共著に『天下分け目の関ヶ原合戦はなかった』(河出書房新社)ほか。サブリクションサービス『歴史ノ部屋』を提供。テレビ出演・書籍監修・講演(現地およびZoom講演含む)でも活動中。
2021年よりシンクロナスのサプリクションサービス『歴史ノ部屋』において、毎月4回の歴史コンテンツを提供中。無料トライアルからご購読ください。
歴史業界筆頭のかぶき者。
経歴
令和6年(2024)
1月13日放送のNHKワールド『samurai wisdom -Uesugi Kenshin-』(英語圏放送)に出演。
1月16日より栄中日文化センターにて3回連続講座「戦国の兵站を再考する」を開始。
3月12日、プレジデントオンラインで新連載「戦国武将の運命を決めた城」をスタート。
3月23日放送の歴史番組『偉人・敗北からの教訓』で上杉景勝について取材応答。
4月、ちくま文庫から『戦国武将と男色 増補版』を刊行。11年前の洋泉社歴史新書yの文庫化です。藤原頼長と源義賢、武田信玄と春日虎綱、徳川秀忠男色事件、新撰組の男色流行について加筆あり。
4月27日、「義の心の会」の例会で「上杉景勝と義の精神」を講演。現地の各種メディアにも取り上げて頂きました。
8月17日放送のBS11「偉人・敗北からの教訓」平将門編に出演。
10月4日、埼玉県立嵐山史跡の博物館で「上杉謙信の最終戦略」講座。
11月4日、埼玉県の羽生城合戦450年忌供養会で上杉謙信の記念講座を担当。
令和5年(2023)
1月28日放送のBS松竹東急『号外!日本史スクープ砲』「平将門の最新評価」に出演。
4月11日、シンクロナスにて、「ジャンヌ・ダルクまたは聖女の行進」を連載開始。
4月29日、上越市民プラザで、「謙信公義の心の会」例会において「上杉謙信と織田信長の手取川決戦」を講演。
5月13日のNHKBSプレミアム「武将温泉~名将の陰に名湯あり~(2)」に出演。村井美樹さんと一緒に謙信ゆかりの温泉を訪ねました。羨ましいだろう。
5月16日発売、『謙信×信長 手取川合戦の真実』(PHP新書)、税込1485円。
6月15日、YouTuberミスター武士道さんの配信動画「長篠合戦の真実に迫る」、16日に同「なぜ上杉謙信は『義』の武将と呼ばれるのか」に出演。
6月23日、『戦国大変』(JBpress/ワニブックス)発売予定。税込1870円。
7月25日、アベマプライム、スタジオ出演。
8月12日、BS11「偉人・敗北からの教訓」北条氏政編に出演。
9月1日、八王子南大沢で市民自由講座「”古今無双の名大将“と称えられた上杉謙信は、本当に強かったのか?」に登壇。
9月23日放送のBS松竹東急歴史番組「号外!日本史スクープ砲」手取川合戦編に取材応答。
11月11日、BS11「偉人・敗北からの教訓」上杉謙信編に出演。
11月26日、埼玉県文学ホール『上杉謙信公関東越山の集い2』にて「上杉謙信と最後の越山」を講演。
令和4年(2022)
2月18日、『戦う大名行列』電子書籍版(JBpress)を発売。特別寄稿は幡大介先生。
12月3日放送のテレビ番組『偉人 素顔の履歴書』第53回「信玄に二度も勝利した北信の雄・村上義清」の取材に応答。
令和3年(2021)
1月7日、NHK〈日本人のおなまえっ〉「麒麟がくる もうすぐ本能寺の変SP」に出演。
2月14日の某新聞夕刊に取材応答。
2月25日、『謙信越山』(JBpress/ワニブックス)1700円(税別)発売予定。特設サイトに詳細掲載。ISBN:978-4-8470-7014-3
4月1日、『謙信越山』重版決定。
4月5日、JBpress主催重版記念トークショーをClub houseで行いました。
4月12日、JBpress主催「上杉謙信はなぜ戦国最強と言われるのか」のZoom講演を19時から2時間行いました。
8月15日、『新潟日報』において花ヶ前盛明先生より『謙信越山』のご批評を頂戴いたしました。
9月7日、河出文庫より『天下分け目の関ヶ原合戦はなかった』(ISBN:978-4-309-41843-8)発刊。
10月1日よりシンクロナスにて配信コンテンツ〈歴史ノ部屋〉を公開。メールマガジン『謙信と信長』、および歴史文献を語る〈「戦国」を読む!〉を定期連載開始。
令和2年(2020)
1月15日、JBpressで『謙信越山』連載スタート。
1月17日、日経エクストレンドさんで光秀インタビューを受けました。
3月9日、「にっぽん!歴史鑑定」御館の乱回にゲスト出演。
7月20日放送のBS-TBS《にっぽん!歴史鑑定》「平将門と藤原純友」のインタビューに応答しました(23時放送)。
10月10日に孫子経営塾さんの主催で、偕行社3階において、『武士の起源と平将門』(14:00〜16:30)の講演を行いました。
11月5日放送の「プロファイラー」上杉謙信の回に取材応答しました。
12月28日放送のテレビ朝日歴史特番「戦国大名総選挙」に取材応答。
平成31年・令和1年(2019)
1月19日、謙信公「義の心」の会さまの新年例会にて「戦国大名の印判に見る政治思想」の講演を行いました
4月5日発売の『日経おとなのOFF』にて、関ヶ原合戦論の取材応答をいたしました。
4月10日、講談社現代新書より『平将門と天慶の乱』(ISBN:9784065155059)発売。
4月16日より夏まで第3火曜日、名古屋市中区栄で高橋陽介先生と関ヶ原合戦に関する連続の歴史講座を開始。計5回。初回と最終回を担当。同日、『平将門と天慶の乱』発売日から一週間を待たずして重版決定。ありがとうございます。
4月24日、堀井憲一郎先生から『平将門と天慶の乱』の書評を頂戴いたしました。おかげでAmazon全総合ランキング6位にまで急上昇しました。
4月29日、上杉景虎440回忌法要記念講演「上杉景虎の人物像─反逆者とされながら、なぜ悪評を残さなかったのか─」、勝福寺(新潟県妙高市)本堂にて盛会に終了。大変な人数と質疑応答で熱気の高い講演となりました。これでひとまず景虎さんへ年来のお返しができたかなと思います。ありがとうございました。
5月8日、『平将門と天慶の乱』3刷決定。
5月15日発売、伊東潤先生の川中島小説『吹けよ風 呼べよ嵐』(祥伝社)文庫化に際して解説文を書きました。
5月18日の「沖縄タイムス」読書面:配信・ベストセラーズ10に『平将門と天慶の乱』が取り上げられました。
5月日、エコノミストonline「武士団が台頭した時代の経過、伝承まで綿密に分析=今谷明」で、今谷明大先生から『平将門と天慶の乱』に対し、「先行研究をよく消化し、この反乱事件の経緯と意義を綿密に検討した労作」「本書が面白いのは、このような民間伝承をおろそかにせず、いちいち調査して虚実を明らかにしている点で、将門伝説譚としても出色」などの賛辞を頂戴しました。また、「同時代の製鉄遺跡など考古学的知見も動員して乱の背景を追っていく著者の筆力はなかなかのもので、入門書として強く推す。」の言葉まで賜り、恐悦至極です。おかげさまで4刷決定しました。
6月9日、毎日新聞・東京新聞/中日新聞に『平将門と天慶の乱』書評掲載。
令和1年6月23日、「第二回 関ケ原の戦いを再検討する─高橋陽介・乃至政彦両氏に聞く関ヶ原の戦いの実像─」にて、白峰旬先生ならびに高橋陽介先生と講演・ディスカッションを行いました(福岡県北九州市小倉)。主催:佐賀戦国研究会。協力:勝永座談会。
6月26日、『平将門と天慶の乱』5刷決定。
9月25日、『信長を操り、見限った男 光秀:史上もっともミステリアスな武将の正体』(河出書房新社)発売。
10月17日、上越教育大学附属中学校で歴史講演「伝説を超える上杉謙信の義挙」を行いました。熱意あふれる質疑応答を受け、生徒の皆さんが輝かしい光を灯す未来を確信いたしました。ご清聴ならびにご感想、ありがとうございました。
11月8日発売の風来堂編『攻防から読み解く 「土」と「石垣」の城郭』(じっぴ新書)巻頭対談に、西股総生先生との対談を掲載してもらいました。
11月28日放送のdTVチャンネル「乃木坂46山崎怜奈 歴史のじかん:~本当の合戦の話をしよう~」に出演しました。
11月30日、八王子市生涯学習センター川口分館・視聴覚室にて市民自由講座「上杉三郎景虎 勝つための戦略~上杉謙信の死後、景勝と越後を争った北条氏康の七男~」(14:00〜16:00)を行いました。満員御礼。
12月14日、朝日新聞朝刊の読書ページで呉座勇一先生に『信長を操り、見限った男 光秀』を好意的に取り上げてもらいました。玉石混交のうち「玉」と見てくださり、ありがとうございます。無位無官の身にはこの上ない光栄です。
12月27日発売の『現代思想 2020年臨時増刊号 総特集 明智光秀』所収の井上優先生の記事「「淡海温故録」における明智十兵衛の正体──光秀は近江国で生まれたか?」にて、光秀の出自に関する拙論に賛意を頂きました。光栄の至りです。
平成30年(2018)
4月25日、河出書房新社から、高橋陽介先生との共著『天下分け目の関ヶ原の合戦はなかった』(ISBN:978-4-309-24860-8)発売。庚子争乱の政争と関ヶ原の本戦を史料で読み解くものです。乃至政彦が政争パートを、高橋先生が本戦パートを担当しています。
5月2日、「ユカリノ」に新刊の紹介を寄稿。
5月14日、おかげさまで『天下分け目の関ヶ原の合戦はなかった』発売から一ヶ月を待たず、重版決定!
5月19日放送、BS-TBSの『諸説あり!』の「小牧長久手の戦い」後編に取材応答。
5月28日放送、テレビ朝日のクイズバラエティ番組「Qさま!!」制作に協力。
6月29日、東京神保町の書泉グランデでトーク&サイン会。19時からグランデ7階にて共著者の高橋陽介先生と『天下分け目の関ヶ原の合戦はなかった』刊行記念のトークイベントを開催。
7月2日放送、テレビ朝日のクイズバラエティ番組「Qさま!!」制作に協力。
8月10日、古城有田信友会さまのお誘いにより、新潟県上越市「直江津学びの交流館」にて、「上杉謙信『第一義』の成立」の演題で登壇。
9月13日、ベストセラーズから『戦う大名行列』発売。
10月19日19時から東京神保町の書泉グランデ7階にて『戦う大名行列』発売記念トーク&サイン会。盛況にて終了。皆さんありがとうございます。
10月、上越タイムスに川中島合戦に関する記事を寄稿。
平成29年(2017)
1月5日、BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査」(21時〜22時)63回「なぜ天下を狙わなかったのか!?上杉謙信とは何者か?その実像に迫る!」に“重要参考人”として出演。
2月6日、PHP研究所『歴史街道』3月号(総力特集:上杉謙信)の総論などの記事執筆と監修を担当。
2月20日、文庫版『上杉謙信の夢と野望』(ベストセラーズ)発売。
3月15日、BS11『尾上松也の古地図で謎解き!にっぽん探究』(20〜21時)「川中島の戦い 信玄VS謙信・真の勝者は?」に、小日向えりさん、海上知明先生とともにゲスト出演。
3月25日、千葉県市川市の「十六世紀史研究学会」にて「女城主のジェンダー」を報告。
4月3日夜10時放送 BS-TBS「にっぽん!歴史鑑定」103回「家康最大の危機 三方ヶ原の戦い」の取材に応じる。
4月6日発売『歴史人』5月号の「再検証! 戦国の陣形と戦術の真相」を執筆担当。
4月30日「新潟日報」の「にいがたの一冊」にて文庫版『上杉謙信の夢と野望』の書評をいただく。
6月7日放送、NHK BSプレミアム歴史番組『風雲!大歴史実験』「川中島の戦い 上杉VS武田 激戦の秘密」に制作協力。
8月7日、歴人マガジンにて、「古典を愉しむ」連載開始。第一回は司馬遼太郎誕生日スペシャル。
9月2日放送、BS-TBS「諸説あり!」の関ヶ原特集にスタジオゲストとして出演。白峰旬先生ならびに高橋陽介先生の最新の説を紹介。
9月23日放送、「諸説あり!」の伊達政宗特集に取材応答。
9月25日放送、「にっぽん!歴史鑑定」にて斎藤道三と織田信長の関係を説明する。
9月30日、東京都八王子市生涯学習センター川口分館にて講座「御館の乱と上杉三郎景虎-北条氏康の七男、越後に起つ-」。満員御礼にて盛会に終わりました。ありがとうございます。
10月28日、BS-TBSの「諸説あり!」で9月の関ヶ原特集が大好評だったため、第二弾制作となり、再びスタジオゲスト出演。
11月2日、監修を担当した『戦国の地政学』(実業之日本社)が発売。
平成28年(2016)
1月、『戦国の陣形』(講談社現代新書)上梓。発売一ヶ月足らずで4刷突入。その後も増刷継続中。
関連記事
- 【読書人の雑誌『本』】鶴翼の陣はまぼろしだった!? 戦国軍事史の意外な「新事実」
- 【現代ビジネス】「陣形の研究」兵法の変遷をたどってわかった、驚きの中世軍事史
- 【現代ビジネス】塗り替えられる戦国軍事史─真田一族の「恐るべき謀略」から軍隊は生まれた!?[雑多な「軍勢」から兵種別の「軍隊」へ]
- 【講談社BOOK倶楽部】【戦国軍事マニア必読】陣形は動く城である。最強は何か?
[新聞紙・雑誌]
- 『読売新聞』3月6日(日) 清水克行氏より「大きな賛辞」
- 『日本経済新聞』3月10日(木) 井上章一氏より★★★★★(満点「傑作」レベル)
- 『文藝春秋』4月号(3月10日発売)405ページ
[インターネット]
2月、論文「戦国期における旗本陣立書の成立について─[武田信玄旗本陣立書]の構成から─」(『武田氏研究』53号)掲載。
6月、『別冊歴史REAL 図解!戦国の陣形』(洋泉社)を監修。
8月、愛知県豊橋市の精文館書店本店にて「戦国の合戦を変えた川中島合戦」を講演。講演、鈴木健先生との対談、クイズ大会およびサイン会・撮影会の三部構成。類まれな熱度の高い反響を得る。
8月、『別冊歴史REAL 大谷吉継と石田三成』(洋泉社)にて「吉継と三成の禁断の関係!? 男色伝説の真相」の記事を担当。
9月、『歴史群像』10月号で「試論 川中島合戦」の記事を担当。『松隣夜話』に基づいた合戦内容を紹介する。
11月3日放送、BSプレミアム『英雄たちの選択』「関東から天下へ!~上杉謙信の夢と野望~」の取材に協力・出演。
11月7日放送、BS12トゥエルビ『せいこうの歴史再考』「上杉謙信~新潟~」に出演。新潟ロケ。
11月4日発売、洋泉社『歴史REAL 戦国大名大図鑑』パート1の「戦国合戦の本当の姿とは?」を担当。
11月5日発売、PHP研究所『歴史街道 12月号』総力特集「真田信繁と大坂の陣 あくまでも「勝つ」ために」の最終記事を監修。
12月、沼津郷土史研究談話会の『沼津ふるさと通信』第2号に随筆「興国寺城の磁力」を寄稿。
平成27年(2015)
7月20日放送、BS-TBS『にっぽん!歴史鑑定』「越後の龍 上杉謙信」の取材に応じ、謙信の用兵と男色の伝説を説明。
平成26年(2014)
1月、ブログ開始。
平成25年(2013)
2月、PHP研究所『歴史街道』3月号「【特集】「啄木鳥戦法」はなかった? 川中島合戦の謎」にて、「『甲陽軍鑑』を再検証! 謙信の布陣と武田別働隊の狙い」を担当。
10月11日放送、BSプレミアム『BS歴史館』「上杉謙信 天下取りの方程式を見つけろ!」の取材に応じ、上杉謙信と近衛前久の密約を説明。
10月16日放送、NHK総合TV『歴史秘話ヒストリア』「上杉謙信の折れない心~義の武将 知られざる苦闘~」に上杉謙信研究家として川中島における上杉謙信の戦術を説明。
12月、『戦国武将と男色』(洋泉社)を上梓。
平成23年(2011)
2月、伊東潤氏との共著『関東戦国史と御館の乱』(洋泉社)を上梓。
12月、『上杉謙信の夢と野望』(洋泉社)を上梓。
平成22年(2010)
7月「「上杉謙信并二臣像」と後継者の移行」(『歴史研究』52号)を投稿。
この年、友人である歴史小説家伊東潤氏の『北天蒼星』の時代考証を手伝う。本書は翌年刊行。
公開日:
最終更新日:2024/09/24