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『信長を操り、見限った男 光秀』目次公開

      2019/09/07

『信長を操り、見限った男 光秀』の目次が確定したのでここに書きます。

序 章 日の出の信長、燻る光秀
第一章 光秀の生年の謎
第二章 光秀が見た下剋上の美濃
第三章 光秀の出自を探る
第四章 越前での牢人生活
第五章 細川藤孝の幕府再興運動
第六章 「将軍の足軽衆」の実相
第七章 明智光秀の顔貌
第八章 岐阜への改称と信長の志
第九章 天下布武の印判の真意
第一〇章 義昭と信長の上洛
第一一章 三者協議でつくられた五か条の条書
第一二章 延暦寺焼き討ちと将軍義昭の挙兵
第一三章 明智から惟任への改氏
第一四章 丹波平定と御馬揃え・家中軍法
第一五章 信長への失望と本能寺の変
終 章 山崎合戦と惟任滅亡

維任光秀本

第二章では、明智光秀なる人物の出自が美濃であるとすれば、そこで何を見てきたのかを描きます。
第六章では、将軍の足軽衆という異例の組織がなぜ生まれたのかについて触れています。
第一二章は、山門領問題と元亀争乱を取り上げています。比叡山延暦寺の焼き討ちは大きな事件でしたが、それよりもその所領の後処理で光秀と信長の行く先に大きな問題が迫りました。
第一三章では、一風変わったことを書いていますが、過去に研究者の方々に話してみると意外に受けが良かった(呆れられたのかも?)ので、今回思い切って披露することにしました。
あとはまぁタイトルから察しのつく内容……になっていませんね。恐れ入っております。

歴史物に創作系、史学系、俗流トンデモ系のどれかのみを求めるいずれの読者もご満足いただける一冊になっていたらイイな!

お楽しみに!

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