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平成末年令和元年を回顧する

      2019/12/31

今年は平将門と、惟任光秀の単著を刊行できて、とても楽しかったです。新潟県での講演も素晴らしい想い出として心に残りました。

将門は命懸けの気持ちでやりました。下手したら祟られちゃうかもしれなかったですからね。今回は本当に最高の仕事ができたと思っています。

光秀の方は、友人から大河バブルに乗ることを提案されて、一度ぐらい大河ものに挑戦してみようと考えて書き進めました。それでも何度もやる気が失せて「やっぱりやめよう」と中断を考えたものです。その度に編集さんから、やる気を出すよう励まされて、なんとか消費増税前に刊行がかないました。
本能寺の変に関する新説は出していないので、この点世間的にはあまり注目されていないようですが、あのときの信長と光秀のイメージをこれまでと全く違ったもので描き通せたことは、あらゆる学者や作家の先生方に劣らない仕事ができたと自負しています。

新潟県では光栄にも上杉景虎440回忌の記念講演を承りました。供養の一助に繋がっていたら幸いです。
また、中学校での謙信講演では、中学生に少し難しいようなお話をしましたが、そのあとの質疑応答が異様な熱気に包まれて、胸を打たれました。教職員や保護者の皆さんからも反響が多かったと聞いて安堵しています。新潟県はわたしにとって心の故郷と思っています。

今年は乃木坂46の山崎玲奈さんの番組に出演できたのも嬉しかったです。

おかげさまでいくらか講演の打診を受けているので、これからも細々とやっていけそうです。

将門と光秀、未読の方はそれぞれどこかで読んでみてね。来年は謙信関係の執筆に力を入れます。

皆さんも良いお年をお迎えください!

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