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歴史家として

      2018/08/15

歴史学者(を肩書きにライターをやっている人が多いですが)、作家、ライターそれぞれに仕事があり、わたしはどの仕事にも加わるつもりはなく、加わわった実績もございません。

学者は学術共同体に属する人がその共同体の一員として使う肩書き(それを使ってライター業を営んだり、テレビ出演に精を入れる方も多いですが、ライターやタレントとしての自覚がある方はそれでいいですし、社会還元としても営業戦略としても正しいと思います)です。作家は、小説を書いた実績が必要で、ライターは受注された通りの記事を書く能力が必要。わたしの場合は、どれもやった記憶がなく、ただ関心や気の向くまま独自研究を行って、それを本にしているだけで、どれにも属する資格がありません。

したがって、過去には歴史研究家を称していましたが、こうした穏当な呼称にも批判があるらしく、無用な論争を避けるため、遠慮して歴史家と称しています。しかし、名乗ったからには、余人が容易に使えない肩書きに育てたいと考えております。

歴史業界の諸先輩方がやらないことをやるのがわたしの仕事であり、語りたいことはすべて仕事で語っていくつもりです。
この辺の評価は、見ているみなさんの批評眼に委ねていきたいと思います。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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