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ボードゲーム『関東制圧』をプレイ

   

五月三日の憲法記念日、都内にて大先輩河合秀郎さんたちとボードゲーム『関東制圧』をプレイしました。

遊んだシナリオは、永禄四年の「天と地と」と、同五〜六年の「関東制圧」です。

前者は上杉と武田の二人プレイ。このシナリオは、戦略範囲と戦略目的が明確で、しかも短期間で終わるから、システム慣らしに最適。初心者のわたしは、チュートリアルがわりに武田軍で上杉軍と交戦することに。

海津城を包囲する上杉政虎・長尾政景・柿崎景家の三隊。ここへ急ぎ救援に駆けつけた武田信玄、武田信繁、山県昌景の三隊。とりあえず山地に陣取り、上杉軍の諸隊に攻勢を取ることにしました。

地理的には、武田軍が妻女山または西条山に布陣して、海津を脅かす上杉軍に小規模戦闘を繰り返す格好となります。

川中島

まずは山県隊が柿崎隊を押し、ついで山県昌景は長尾政景に討ち入ります。まさかのまさかげ対決です。ついで政虎本隊に信玄本隊が挑みかかり、上杉軍に一定の損害を与えて、さらに政景を攻撃して、繰り返し打撃を与えます。やがて、戦果判定となり、なんとか武田軍の勝利に終わりました。

さあ、ルールの基本を学んだところで、いよいよ次のシナリオ「関東制圧」に入ります。

ここてわたしはさっきと同じ武田軍を担当することにします。

しかし、このゲーム、不思議なことがあります。なぜか甲信越の三ヶ国が深雪地帯に設定されていて、冬に始まるこのシナリオだと武田軍は自領を歩くだけで士気が削られ、軍事行動も鈍重になって行くのです!

「動かざること山の如し」と、こちらが川中島と西上野に出張る途中の山ん中でモタモタしているうちに、上杉輝虎はぐいぐいと南下。関東平野に姿を現します。

これに対するは北条氏康・氏政父子。
かれらが河越城付近に布陣して待ち構えているところへ輝虎が肉迫して、これに激突。

勝利した輝虎さん

第二次河越合戦ともいうべき大きな会戦が起こりました。戦闘は輝虎の勝利に終わり、氏政が踏み留まりましたが、氏康は手痛い打撃を受けて敗走。輝虎はそのまま河越城を包囲します。

もちろんこれで屈する氏康ではありません。すぐに軍勢を立て直すと、捲土重来とばかりに輝虎に再戦を仕掛けました。包囲を解いて た輝虎は猛然と反攻に向かいます。結果、会戦はまたしても北条軍の敗北に。

第三次河越合戦に敗れた北条軍は、潰走して世田谷近辺に避難。そこへ尋常ならぬ速度で追撃に現れた輝虎の旗本が、一気呵成に乱刃を振るい、なんと氏康父子はじめほぼすべての武将を戦死に至らしめます。

鎌倉にいた綱成以外の大将を失った北条軍は、これで事実上の壊滅。その頃、常陸で佐竹とじゃれあっていた小田天庵と結城晴朝は、「ゲェッ」と驚くばかり。

さすがにこれには、武田の御屋形さまも茫然自失となったことでしょう……というか、もう勝ち目ないのでここでゲーム終了。お開きにしました。

この世界だと東国は関東管領軍の一人勝ちでしょうね。

ガチで勝ちを狙いにいくと、みんな慎重に動くことになって、ここまで派手な展開にはならないそうですが、わたしが初心者なのと、参加者のプレイ可能時間が限られていることから、河合さんが合戦しまくりで遊んでくださいました。

おかげでぶっ飛んだ関東戦国争乱を体感することができました。とても楽しかったです。また、やりたいですね。

皆さん、ありがとうございました。

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